福岡の主婦が発信中

思ったことを誰かに言いたいけど、親しい人にしか言えない、でも誰かに伝いたい!っていう色々を書いてます。4歳と2歳を子育て中、登山、刺繍や運動が趣味です。

【ヒマラヤの旅①】ルクラ~ナムチェ~カラパタール5550Mまでのトレッキング記録

1.ヒマラヤに行こうと思ったきっかけ

ヒマラヤのカラパタールまでのトレッキングに挑戦しようと思っている方もこのブログを見てくれたらうれしいなって思いで書いています。

本題に入る前に、なぜ素人の私がヒマラヤに挑戦しようと思ったのか、心のうちを聞いてください!(言いたいんです。笑)

それまでも登山は好きで、でも範囲は限られ、主に大分の久住連山に行っていました。

(久住、いいですよ~めちゃくちゃオススメです)

コースを色々変えながら、何度も行きました。

その他は手近な山へ。(福岡在住です)

 

そんな時、写真をフリーでやってる高校時代の友達に誘われたんです。

「ヒマラヤ行かん??」って。

誘ってくれた友達は、私が「行く」って言うとはあまり思ってなかったんじゃないかなぁ。

 

ちなみに一緒に行ったその友達も、富士山登山は経験あるけど、海外のトレッキングは初でした。

そんな素人2人でツアーやガイドを頼らず、無謀に挑戦した話です。

 

2.ヒマラヤ、カラパタール挑戦時のよよよの状況

当時27歳

結婚して1年半

仕事はデパ地下で週3回、1日6時間のパート

まわりのスタッフの方は良い方たちばかりで、私の挑戦したいという気持ちを応援してくれて、快く3週間のお休みをくださいました。(感謝)

 

そして結婚して1年半の間に2度流産を経験し、これから先の自分に不安を感じているときでした。

なんかもやもやしてました。

 

行ったら気持ちが何か変わるかもしれない!

そして今挑戦しなかったら、後悔するかもしれない!と思ったのです。

めちゃくちゃ迷いましたが、「あの時挑戦してみればよかった」と思いたくないという思いの方が強かった。

 

とはいえ、現地の人からしたら6000m以下の山は「山」ではなく「丘」と呼ぶらしいのです。

私はそんな「丘」にトレッキングに行くだけなのです。

 

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3.挑戦期間

ネパールに滞在した期間

2012年5月21日~6月7日(18日間)

 

山に滞在した期間

(ルクラ~ナムチェ~カラパタール~ルクラ)

2012年5月23日~6月5日(14日間)

 

詳細

5/23 ルクラ(2840m)~ベンカー(2630m)

5/24 ベンカー~ナムチェ(3440m)

5/25 ナムチェにて高度順応

   エベレストビューホテル(3800m)まで登り、ナムチェに戻る

5/26 ナムチェ~タンボチェ(3860m)

5/27 タンボチェ~ティンボチェ(4410m)

5/28 ティンボチェにて高度順応

   ナーガゾンピーク(5100m)の少し手前で

5/29 ティンボチェにて高度順応

   休息日、エベレストマラソンの応援

5/30 ティンボチェ~ロブチェ(4910m)

5/31  ロブチェ~カラパタール(5550m)~ロブチェ

6/1  ロブチェ~デボチェ(3820m)

6/2  デボチェ~ナムチェ(3440m)

6/3  ナムチェ~ルクラ(2840m)

6/4  ルクラにてフライト待ち滞在

6/5     ルクラ~カトマンズ

 

4.ツアーではなく、基本的に全て自分達で手配

・日本~カトマンズまでの航空券(往復)

カトマンズでの宿(バックパッカーズロッジ)

カトマンズ空港から宿までの迎え(宿の人)

カトマンズからルクラまでの航空券

(ヒマラヤンアクティビティに事前に取っておいてもらった)

TIMS(トレッカー登録書)取得

・山に入ると、その時に空いてる山小屋に泊まる

  (シーズンから少し外れていたので、多くて泊まれないということはなかった)

 

5.トレッキングの装備

トレッキングの装備について全部書くときりがないので、

あって良かったもの

カトマンズでレンタルしたもの

について紹介します。

 

あって良かったもの

・ウェットティッシュ、体を拭くシート

・紙パンツ

・水がいらないシャンプー

※持っていきすぎ注意!

なにせ、山に入っていた14日間、お風呂に入っていませんから(笑)これらのアイテムは必須です。

特に紙パンツはとても良かったです。

パンツくらい毎日替えたいし(笑)

シート類やシャンプーは、重いので持っていきすぎ注意です。

私たちの場合は、最終的にガイドもポーターも付けなかったので、荷物の重さは体力に直結しました。

ちなみに、1日目のルクラ(2840m)~ベンカー(2630m)の道のりで、荷物が重くて重くて。

荷物を必要最小限にしたくて、ベンカーで泊まった宿にいらないものをほとんど預けました。

 宿のお父さん、快く置かせてくれたな~

 

カトマンズでレンタルしたもの

・寝袋

・フリース

・手袋

・ヘッドライト

(全部で1700ルピー)

 

正直、清潔って感じではなかったけど、日本からバックパックひとつで来てるので、かさばりそうなものはレンタルしました。

これは本当に好き好きかも。

 

6.日記

トレッキング中、毎日日記をつけていたんです。

地球の歩き方のコピーの裏に(笑)

日記書いてて良かったって思う。

当時のことがリアルに思い出せて。

 

別に誰にも公開するつもりはなかったので、独り言みたいなものですけど、今見返してみるとなんかリアルで面白かったので、載せてみます( ;∀;)

それぞれのページには、現在のよよよによる解説や写真も載せているので、よかったらカテゴリの『登山』から覗いてみてください。

 

5/21日本からネパール、カトマンズまで

日本〜ネパール、カトマンズ

7:30ピーチで関空に出発。関空できーちゃん(一緒にカラパタール目指した友達、以下友達)を待つ。
12:00頃合流し、少し旅のワクワク感が出てきた。

 

関空~広州はまだ日本の雰囲気もあり、難なく乗った。
広州で2時間ほど乗り継ぎの時間。Wifi探すもなく、空港にあったパソコン?でかろうじて使えたmixiで、れいちゃん(旦那さん)にメッセージ送ったけど、送れとるかな?
広州~カトマンズ(ネパール)は飛行機でほぼ寝て終わった。
カトマンズでVISAの手続き、両替を済ませた。

 

外に出た瞬間、現地の人が待ち構えていた。
現地時間22:30。

ホテル、タクシーの客引きだ。
一気に不安と緊張でドキドキした。


そんな中、「KIHARA AOKI」 の札を持った人発見。たぶんホテルの人の迎え。
でも偽物も多いらしく、きーちゃん(友達)は疑ってかかる。
あっという間に7~8人に囲まれ、車に乗れ乗れとすすめられ、更に不安に。
ドライバーの名前など確認し、トランクには荷物を入れず、ガタガタ道を車で連れていってもらった。オンボロ車で。

 

20分程できちんと目的地へ到着。
最後のやり取りでどっと疲れた。


シャワーは明日の朝にして、就寝。
ホテルはまあまあ。
だけど、窓は網戸とカーテンだけ。あぶな~

 

5/22カトマンズでトレッキングの準備

7:00頃起床。外でコインゲームをしている若者たちの声で目覚める。
きのうは夜遅くてチェックインをしていないので、とりあえずチェックインを済ます。

部屋に戻るとスタッフが呼びにきた。
「屋上にカフェがあるからコーヒー飲まん?日本語話せる人がおるけん♪」てな感じで
「シャワーあびるけん」と言ったけどしつこいのでとりあえず行ってみることに。

案の定、トレッキングにガイドはつけるのか?いくら?どこから?など、ここでツアーを組まないか?という感じ。
もう手配してるから大丈夫、と適当に話して帰ってきた。
本当はつけてないけどね。

それからシャワーを浴びて屋上カフェでトーストとコーヒー


その後、カトマンズ~ルクラの航空券を頼んでいる、ヒマラヤンアクティビティーへ。
女性2人が対応してくれて、とても愛想のいい人たちだった。

そこでレンタル、TIMS(登山手続き)取得場所への行き方などを聞いて、人力車でスタート。
ストライキ中でタクシーがいないため)

片道300ルピーくらいだと聞いていたのに、お兄ちゃんにいくら?と聞いたら「2サウザンド」と。
はぁぁぁ?じゃあいいよ。と離れていくと追いかけてきた。
往復で600ルピー!で交渉成立。
とんだボッタクリ野郎。


でもTIMS取得のため、30~40分待たせたため、2人で50ルピー上乗せしてあげた。


ストライキで17:00頃からしかお店は開かないので、両替&レンタルまで3時間休憩。2時間くらい寝た。

17:00になり行動開始。
まず、寝袋などをレンタルに。3~4店舗見て、1番安い店にした。
寝袋、フリース、手袋、ヘッドライト、Total1700ルピー


スーパーマーケットで水、チョコ、電池を買った。
一旦ホテルに荷物を置き、両替、ネットカフェへ。

全体的にほこりっぽい。
売ってるものもほこりっぽい。
外に出るときはマスク必須。

明日のカトマンズ~ルクラの飛行機こわいよー。

 

5/23いよいよトレッキング1日目ヒマラヤに入った

ルクラ(2840m)~ベンカー(2630m)

5:00にホテルを出発。6:15発の飛行機が少し遅れた。
この旅で1番ビビっていたのが、この飛行機。
よく着地失敗したりするらしい。


はじめは順調だったけど、途中けっこう揺れた。
揺れ方が激しくて「うぉっっっ」ってなる。
最難関が着地。坂道を上っていくように着地する。
めっちゃドキドキした。


無事にルクラに着き、なますてロッジに帰りのチケットを預けて、荷物を詰めなおしていよいよトレッキングスタート。


まあ、はじめは順調。

途中から荷物の重さに肩がやられはじめた。
登りではすぐに息が上がり、きつすぎ。
もちろんきーちゃんとの会話なんてなく、ただ黙々と登るだけ。

途中でいろんな人とすれ違う。
中にはカラパタールからの帰りの人もいて、ポーターもガイドもつけてないうちらは、そこで情報をもらう。
ゴッツイ黒人の方は、たった一人でカラパタールまで行ったらしく「一人でも全然よゆー!」と言っていた。

もっと登ったら、はじめて日本人に会った。
女性一人とガイド一人。
高山病で、目標より手前で下りてきたらしい。
色々とそういう話を聞くと、不安になり、最後がもっときつくなってしまった。

一日目はベンカーという街に泊まった。
お父さんが癒し系のほのぼのいい人で、朝から何も食べてなかったので、カレーを作ってもらった。

そのあと17:00~5:00まで12時間ぶっ続けで寝た。

次の日気づくと、24時間一回もおしっこをしてなかった。
もっと水分を摂らなければ。

 

5/24ナムチェバザールへ

トレッキング2日目
ベンカー(2630m)~ナムチェ(3440m)

5:00に起きて、6時出発予定がなんだかんだ7時に。

前の日あまりにも荷物が重かったので、シャンプーとかいらない物をロッジに預けた。
少し荷物も軽くなって、きのうに比べ快調なすべり出し。


半分くらいまでは、テンションもまあまあ。余裕。
けど、途中からひたすら登り坂。
まだ?まだ?まだ?と3時間以上は登り続けた。 

やっっっとナムチェの街が見えはじめた。
だけど最後まで、坂、坂、坂。
やっとこさロッジに着いたのは15:00で、7時間歩き続けた。

ナムチェは本当に大きな街で、たくさんのお土産やさん、ロッジ、ネットカフェまである。


また朝から何も食べてなかったので、やっとご飯を食べようとしていると、同じロッジに泊まっている日本人に会った。


エベレスト登頂を目指したけど、天候不良で断念したらしい。
その人はエベレストは6回目で、今回はじめて達成できなかったそうだ。
ガイドをしているらしく、今回一緒に登っていた中国人が亡くなったり、エベレストアタックのため、ベースキャンプに何百人も待機していたり、すごい話を聞いた。

うちらの予定している日程などを話して、色々とアドバイスをしてもらった。
やっぱり経験者の話は違う。とても為になった。

 

 5/25ナムチェで高度順応

トレッキング3日目

ナムチェ(3440m)にて高度順応

 

ナムチェに2泊するため、先には進まない。

明日行くタンボチェとほぼ同じ高度(約3800m)のエベレストビューホテルに行って戻ってくる。

朝早い方がエベレストを見れる確率が高いということで、6:30出発。

 

ナムチェは広いので、登り口に迷う。

army達がいたので、道を聞いたら見事に間違っていた。

英語がつうじんやったのかな。時間を無駄にした。

やっと登り口を見つけ、登りはじめる。
一つの山を直角に登っていく感じ。
くねくねしながらも、ひたすら登る。


今日は、登ってまた戻ってくるという気持ちがあるから楽だ。

3時間くらいかけて到着。
途中で、トレッキングに入ってはじめて雪がかかった山が何度も見えた。
それもあって楽に感じたのかもしれない


ホテルのテラスから、かすかにエベレストの先っぽだけ見えた。
まだ登りはじめる前にルクラで会った、日本人夫婦もうちらのすぐ後に到着し、そこのガイドさんにエベレストがどれか教えてもらった。
あのエベレストを近くで見れるところまで行く、というのを遠く感じた。


次々にカトマンズ~ルクラの飛行機で一緒だったアメリカ人なども集まり、コーヒーを飲みながらカタコトでお喋りして、楽しく一時間ほど過ごした。

急に天気が悪くなり、下山することに。
崖の横を通る道があり、風も強くなり、少し怖かった。

今までの2日間からすると、かなり楽しめた一日だった。
明日あさってで一気に高度が上がるので、正念場だ。

お昼食べたモモが美味しくて、夜も食べた。
ロッジのスタッフのLakpaとPashiとたくさん話して「またこのロッジに戻ってくるけんね!」と約束した。


20:00にれいちゃん(夫)とSkypeの約束をしていたので、一人でネットカフェまで行って少し怖かった。
れいちゃんはちゃんと待っていてくれて、30分弱話した。
「富士山より高いところに行ったよ!」と言ったら、
「まあ飛行機やったらあっという間やけどね」となんともクールな答え。さすがれいちゃん(旦那さん)。

ロッジに帰ってすぐに寝た。
けど、23時頃目が覚め、それから屋根裏をねずみが走る音が気になってしばらく眠れなかった。
Let It Be をエンドレスでひたすら聴いた。

 

5/26タンボチェまでのしんどい道のり

トレッキング4日目
ナムチェ(3440m)~タンボチェ(3860m)

地球の歩き方で、タンボチェまで5時間半。
だいたいうちらはこれより大幅に遅いので、6:00にロッジを出発。

ずーっと一本道で、はじめは下りもしくは平坦な道だった。

一日目から少し痛かったけど大丈夫だった左足首の左側が、今日は歩けないほど痛くなった。
靴ひもを緩めてみたり、靴下を2枚履いてみたりしたけどダメ。
どうしようもなかったので、ロキソニンを飲んだ。
下りが特に痛く、登りは割と大丈夫。

後半はとにかく登り。登り、登り、ひたすら登り。
600mの高低差。

最後の30分は、心臓の動きが変になり、とにかくゆっくり歩いた。

今日は天気も悪く、景色も楽しめないうえ、足も痛いし、長いし坂だし、きっつい一日だったけど、その分達成感は大きい。

モモを食べて早めに就寝。

ロッジは大きくてよかったけど、トイレが今までで一番臭かった。
帰りはここには泊まりたくないと思った。

5/27ティンボチェへ景色がきれいになってきた

トレッキング5日目
タンボチェ(3860m)~ティンボチェ(4410m)

6:00頃起きると、窓からきれいな雪山が見えた。
外に出て写真を撮り、それから準備開始。

きのうに引き続き、今日も歩く距離が長い。
まず、タンボチェから下っていく。
途中で日本人女性に会った。
ガイドと二人っきり。
うちらの目標と同じ、カラパタールに行って、休みが少ないため大急ぎで帰っているらしい。

カラパタールからエベレストはバッチリ見えそうだ。
早朝がいいけど、うちらはロブチェからなので、少し心配。

歩く距離は長かったが、景色がひらけていたので、きのうよりは楽しく歩けた。
きーちゃん(友達)は体がだるく、きつかったみたいだ。
休憩を多めにとった。

三山くらい越えて、やっとティンボチェに辿り着いた。
ディンボチェには高度順応のため3泊する。

きのう今日でだいぶ高度が上がったのもあり、頭が痛い。
3泊の間、体を整えたい。

さすがに疲れがたまってきた。

 

5/28ティンボチェで高度順応

トレッキング6日目
ディンボチェ(4410m)高度順応

頭が痛くて夜中に3度目覚めた。

りっちゃん庄平たち(友達)と飲んでいて、すっごい二日酔いで目覚めた!と思ったら、酸素不足の頭痛だった。


この頭痛はツライ。。
5時頃起きてしばらく座っていたが、やっぱりきつくて横になった。

少し寝て、今日は朝食をとった。
トースト2枚にハチミツ、ブラックティー(紅茶)。
きーちゃん(一緒に登っている友達)はパンが灯油くさいと言っていた。
そんな気もするけど美味しくいただいた。

また部屋でゆっくりして、ナーガゾンピークの手前まで歩いていく。
少し高度を上げて、同じ場所に戻ってくる。

いつも通りゆっくり歩き、はじめはそんなにきつくなく順調。
途中から一気にきつくなりはじめる。
風も強く、舞い上がった砂が口に入る。
今回、こんなに”息が苦しい”と思ったのははじめてだった。

きついときには、れいちゃん(夫)と一緒にご飯食べて寝て、実家でみんなと鍋食べて、Phyxius(バスケのチーム)のみんなと飲んで、友達や先輩と行きたいお店行って、と会いたいのと食が恋しいのとで、思い出したらがんばれる。

たまに、なんでこんなにきつい思いを自らしているんだろう?と疑問に思う。
カラパタールに行かなくても、ここから引き返してもいいんじゃないか?と。
でも、ここまできたら目標達成したい!エベレストを近くで見たい!という結論にいたる。

明日は休みで、この場所に留まる。
あさってから、おそらくもっっと大変になると思うけど、くじけずがんばりたい。

もし本当に無理になったら、れいちゃん(夫)が気軽にかけてくれた言葉を思い出しまーす。

5/29ティンボチェで高度順応2エベレストマラソン 
トレッキング7日目
ディンボチェ(4410m)高度順応

今日もディンボチェにて高度順応&休息日。
朝はきのうほど頭は痛くなかった。

今日はエベレストマラソンの日らしく、ディンボチェ~ナムチェのハーフ、エベレストベースキャンプ~ナムチェのフルマラソンが行われる。

うちらはここに来るまでも、ハアハア息が上がって疲れて、ゆっくりしか歩けないのに。
足場の悪い山道を、21or42km走るなんて。。考えられない。

泊まっているロッジの前に、給水所が設置されていた。
ロッジやまわりの人が集まって応援する。
中でも、ロッジのオーナーみたいなおじちゃんは大ハリキリ。
どこでもこういうおっちゃんは一人はおるんやねー。

ルクラからここまで、ほぼ日程が同じだったおじちゃんとアンドレとも一緒に応援した。

ここまでガイド&ポーターなしで来れたのも、一緒に登ってきた人たちや、道をやさしく教えてくれる現地の人たちのおかげだ。
旅が終わると、この人たちにも会えなくなるのかと思うと寂しくなる。

しばらくダイニングでブラックティーを飲みながら本を読み、寒くなってきたので部屋に戻った。
寝袋にくるまっていたら眠ってしまった。
 
5/30ロブチェへ しんどい
トレッキング7日目。

しんどい。きつい。
きつい一日になった。

ディンボチェで3泊したものの、4410m~4950mかなりの高度だ。

トゥクラまでは余裕で着いた。
地図で見ると半分以上は来ている。
あと300m上がるはずだからもう少しあるけど、意外とイケるかも、と思った。

それが間違えだった。
目の前の山を登っていくのだが、道なき道。岩だらけ。急。
坂が急なので、目的のてっぺんは見えているけど、進んでも進んでも辿り着かない。

風も強くなり、かなり息が苦しくなっていく。
3歩進んで休憩、3歩進んで休憩の繰り返し。
恐怖を感じた。

引き返したほうがいいんじゃないかと思った。とにかくきつかった。

てっぺんまで行くと、残りのロブチェまでの道はフラットで大丈夫!と聞いていた。
確かにフラットだけど、一向に街が見えてこない。

トイレにも行きたいし、頭はどんどん痛くなってくるし、最後まで本当にきつかった。

明日はいよいよ目標のカラパタール。
ここよりも更に600m上がるので正直不安。。

荷物がないだけいいかもしれないけど。。ゆっくりがんばる。

 

5/31いよいよカラパタールへ
いよいよカラパタール挑戦の日がやってきた。
5:00に出発。
 
きのうのきつさが尾をひいて、出発したときから大丈夫かな。。と不安が大きかった。
 
ロブチェ~カラパタール~ロブチェなので、距離的にもかなりある。その上高度も一気に640m上がる。不安だ。
 
ゴラクシップまで約4時間。
この時点で頭が痛く、少し吐き気もした。
吐き気は末期だからヤバイのだけど、朝から何も食べてないし、そのせいかも。
 
ということで、9:30頃カラパタールに向け出発。
坂道をゆっくりゆっくり登っていく。
見えそうで見えない。いつまで登り続ければいいのか。。
 
途中から中々一歩が出ない。
とにかく苦しい。
たまに発作のように酸素を欲す。
きつい。
やっと頂上と思われる旗が見えてきた。
けど遠い。急。
ゆっくりゆっくり登っていく。
登っても登っても苦しくても、全然進まない。
 
ネガティブなことばかり考えてしまう。
もうリタイアしようか。呼吸困難で死ぬかも。もう嫌だ。一歩も動けない。泣きそう。けど、ここまで来て、ゴールも見えていて行かないなんて一生後悔する。
 
ここまで来たことにも意味があるかもしれないけど、ゴールすることにはもっっと意味があるはず。
 
最後は意地で辿りついた。着いた途端、ウソみたいに苦しさがふっとんだ。
 
嬉しくて、今まで感じたことのない達成感。
 
写真とか撮ってしばらくしたら、涙が出てきた。
きーちゃんと泣きながらカラパタールを下りていった。
 
下りも中々きついぞ。。ゴラクシップに着いたのが14:30。5時間もかかってしまった。そしてまたここからロブチェへ帰る。
ロブチェへ着いたのが17:00過ぎ。
2回のトイレ休憩をはさんで、12時間歩き続けたことになる。
 
ロッジへ着いて、お腹が空っぽだったので、チャパティを食べてすぐに寝た。忘れられない一日になった。 

 

6/1ロブチェからの帰り道

ロブチェ(4910m)~デボチェ(3820m)

きのう目標達成したとはいえ、まだまだ高度。
朝、頭が痛くて目覚めた。仕方なく薬を飲む。

今日も長い道のりのため、7:00出発。
はじめは少しきつかった。
トゥクラまでの坂を下り、一気に体調が良くなる。

帰りはディンボチェじゃなく、ペリチェを通って帰る。
風が強かったけど、歩きやすい道だった。
山と山の間、かなり景色がひらけていて、街が遠くに見えるけど、全然近づかなくてけっこう時間がかかった。

ペリチェのレストランでコーヒーを飲んだ。
やっぱり帰り道の方が気が楽だ。

ペリチェからの登り坂を登ったとき、きのうまで感じていたきつさはなかった。
息ができる。

パンゴチェも越えて、7時間くらい歩いた。
帰れるのがうれしくて、にやけていた。

どんどん下りながら、よくこの道を歩いて登ってきたな、と改めて思った。

ルンルン歩きながら、早くれいちゃん(夫)に報告したくなった。
なんて言うかあれこれ考えたけど、たぶんれいちゃんは、
「よかったね。けど、そういう浮かれとうときが一番だまされやすいけん油断せんように。」
「まあ飛行機やったらあっという間やけどね。」って言うね。

れいちゃん、誕生日おめでとう!

 

6/2デボチェからナムチェへ

デボチェで泊まったロッジが最悪だった。
行きのナムチェで会った日本人ガイドに教えてもらったロッジだったが、うちらしか泊まり客はおらず、気持ち悪い女の人がいて、幽霊でも出そうな雰囲気だった。

とにかくそのロッジを出たくて朝早く出発したが、最後の計算まで適当で最悪だった。
なんかキレキャラやし。
今までこういうことがなかったからよかった。

デボチェ~タンボチェを越えていく。
高低差600mの坂を今度は下っていく。
下りなのにとにかく長い。
膝が痛くなり、嫌になってくる。
本当、これを登ってきたと思うと我ながらスゴイ。


ナムチェでPashi(来るときにナムチェで出会ったシェルパ族の女の子)のモモでビールを飲む!と、れいちゃん(夫)とスカイプ!を目標に、がんばって急いで帰った。

ナムチェの街が見えたときは感激。
Pashiの元へ急いだ。
だけどロッジは閉まっており、市場に行っているのかと、先にネットカフェに行くことに。
れいちゃんにメール送るも返事なし。

それからロッジに戻るも、まだ閉まっている。
仕方なく、腹ペコなのでレストランでモモを食べて待つ。

3時間くらい粘ったが、やっぱり誰も帰ってこない。
レストランのおじさんに聞いてみたら、オフシーズンに入って、Pashiたちはルクラにいるそうだ。
早く聞いとけばよかった。

はりきって帰ってきたのにショック。
ナムチェ~ルクラはかなり長いけど、明日ルクラまで行ってやる!

今日は若者いっぱいのロッジに泊まって、大丈夫かな?と思ったけど、みんな愛想がよくて楽しかった。
久しぶりにモモ以外のものを食べた。ベジピザ。
おやすみなさい。

 

6/3ルクラに帰ってきた

Pashi&Lakpaの会うため、絶対ルクラに行く!ということで、6:00出発。
行きは2日かけて行った道のりを1日で帰る。

ナムチェからはじめは下り坂ばかりで疲れた。
そのあとは登ったり下ったり。
さすがに12日前の道をそんなに覚えてなく、あとどれくらいかわからず歩き続けた。
やっぱり距離は長く、気温も高くなってきて疲れはじめた。

2日前まではヒートテック2枚、パーカー、フリース、レインウェアを着てたのに、Tシャツでも暑い。

2700m違うからね。

 

街並みがどんどん変わっていく。

棚田が見えはじめた。

ルクラ直前が登り坂のため、最後まできつかったが、最後にふさわしい。

ルクラへの門をくぐったとき、カラパタールとはまた違う達成感があった。

もう明日からこんなに歩くことはない。

 

リコンファームを頼んでいた、なますてロッジに泊まる。

入ったとたん、日本人に会う。

ジャイカでネパールに来ている日本人で、色々と登山経験があるらしい。

 

そしてPashi&Lakpaがいるか確認したところ、オーナー曰く渋い声で「here」。

おると?本当?と言いながら部屋への通り道。

Pashiがいたー!Lakpaも!きのう会えなかった分、とてもうれしかった。

Pashiの笑顔がかわいかった。

 

うれしさとは引き換えに、ルクラ~カトマンズのフライトが欠航が続いているらしく、不安に。

最悪ヘリコプターか?

3日猶予があるが、帰れるかわからない。

スタバに行って、れいちゃんとスカイプした。

話せてうれしかった。

お義兄ちゃん夫婦もいて、仲良さそうでよかった。

帰れますように。。

 

6/4ルクラでフライト待ち

さて、今日はカトマンズに帰れるかな?
外がうるさくて、6:00頃目覚めた。

そういえば昨夜は、ネパール人のガイドの人たちが、ギターを弾きながら盛り上がっていて、一緒に飲んで騒いだ。


今日は天気が良さそうだし、飛行機の音も聞こえてきた。
帰れるかもしれない。
とりあえず、朝ごはんがてら、ダイニングにおりてみる。
予定では9:30の便だから、乗れてもまだまだなのにそわそわする。

食べ終わって、いつでも出発できるように荷物をまとめる。
ちょこちょこ飛んできているようだけど、航空会社も違うし、順番はまだまだのようだ。
12:00過ぎまで待ったが、そこで今日のフライトは終わりになった。

こればっかりは仕方がない。
明日に期待するしかない。

きーちゃんに、てるてる坊主を作ろう!と言ったら、トイレットペーパーがもったいないから嫌だと言われた。


暇になったので、今日もスタバに行ってれいちゃんとスカイプ
スタバはゆっくりできて、タダで充電できていい。
気づくと3時間もいた。

ロッジに帰るとLakpaが、明日は7:00の便だと教えてくれた。
朝早いから乗れそうな予感。

ビールとモモとピザを食べて、今日は早めに寝よう。

 

 

 

 

 

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